今日久々に会った仲良しさんに開口一番に
「お!髪の毛切った?」
と言われてバチボコにバビりました。
そんなすぐ気づく!?
さては…私のこと好きやな?
そうなんです100年ぶりに髪を切ったんです。
ちょっと盛りました。3年ぶりです。
傷んだ毛先を「胸下ぐらいまで」と注文して爆睡こいて起きたら胸上ぐらいまでになってました。
胸下とは!!!!!
ほんの10センチぐらいのつもりが20センチぐらい短くなってしまってテンションがた落ちの私を見て美容師さんも焦ってました。
「結構いきましたね~」
おめーだよ!!!!
心の中で全力でツッコミを入れて泣きながらおうちに帰りました。
たかが髪だと思われるかもしれないですが、10センチ育てるのには大変な時間と手間がかかってるんですよ。
3年ぶりに切った私の毛先は3年間、嘘偽りのない私の姿を見てきたはずです。
毛先だけじゃないでしょうか。
この3年間の私の行動、発言すべてを正確に把握しているのは。
そう思うとエモくてエモくていとしさとせつなさと心強さと。
本当の私を知っているのはキミたち(毛先)だけだよ…。
そして「ちょっと髪の毛すいときました」と言われたにも関わらず毛量すごすぎてワロタ。
(てかなに勝手にすいとんや。いらんことすな。言われたことをしろ。)
今でこそ「自分の好きなところはどこ?」と訊かれたら
「毛量。」と即答するほどに自慢の豊さの毛量ですが、
昔はこの毛量が嫌いで嫌いで。
ふわふわの猫毛になりたいとずっと思ってたんですよね。
しかし29歳の時に、45歳の先輩(♀)に
「私も若いときは髪多いのホンマにイヤやったけど、今は多くてよかったと思ってる。
だって髪多いほうが絶対若く見えるで。
おっぱいも、若いときは貧乳でいややと思ってたけど今は良かったと思ってる。
だって垂れてないし。美乳のままやし。
いつか逆転する。いい時と悪い時は誰にでも平等にある。
人生はうまくできてる。」
と言われました。
この言葉に大変な感銘を受けた私はその時こう思いました。
ババアの美乳になんの価値が?
小娘なんも分かっとらんな!!!!と当時の自分をぶん殴りたいです。
ババアの美乳だからこそ価値があるんです。
若くて美しいのは当たり前。
年を重ねてなお美しいからこそ価値がある。
ワインだってヴィンテージの方が価値が高い。
だからもし、こう聞かれたら。
「20代の美乳と40代の美乳どっちがエエんや?」と訊かれたら。
私はこう即答するでしょう。
若いほうがエエに決まっとる。
今日は毛量のお話でした。
おしまい。